2012年5月6日日曜日

宇都宮の自転車乗用率を増加できるでしょうか?いくつかの提案

宇都宮ではおよそ半年ぐらい自転車に乗っています。自転車に乗っている人が多いですが、その割合をもっと増やせるでしょう。私は今,私の日常ニーズを果たすために自転車以外の足は要りません。WorldWatch Instituteによると「自転車はパセンジャーマイル当たり35カロリーを費やすのに対して自動車は1860カロリーを費やします」(treehugger.com, 7/2/2006)。学校、スーパー、近所のお店等に行ったりすることは自転車で簡単に済ませる筈の用事です。多くの人にとって一番の自転車乗りに対する支障は「危険感」という認識です。認識は大事なもので、今のアメリカでは国民の約6割は『乗りたいけど怖い』という部類に属しています。アメリカ人がそうであれば、宇都宮の市民の間でも同じような認識があるでしょう。

さて、乗用率を上げるのにどうしたら良いでしょう?とりあえず、自転車に乗ることは安全だという認識を強化しなければなりません。これを実施するには安い方法はいくつかあります。先ず、ペンキ塗りから始めましょう。自転車用の車線を目立つ色で塗れば、自転車走行の曖昧さはある程度なくなるでしょう。自転車に乗っている人達が分かっているのは、理想的な世の中では歩道より車道を走った方が安全だと言うことです。車道を走れば歩行者にぶつかったり、横道から飛び出る車にぶつけられたりする恐れが少ないからです。多くの人が歩道を走るのは車道を走る事が危ないと感じるからです。狭い路肩、路肩が無い道路、電柱が邪魔している道路などと言う問題を抱えている道路を走行するのは不安で仕方ありません。

又,アメリカやヨーロッパで試されているもう一つの解決法は自転車専用車線です。この場合、ペンキで区別するのではなく、自転車専用の道路を設置しています。最近、南米のボゴタ、アメリカのNYやシカゴで導入されました。この様な自転車専用道路の利点は自転車と自動車の道路が別々なので、自転車に乗る危険感がなく、今まで怖くて乗れなかった人たちが乗る可能性は高くなります。宇都宮の問題はその余地を見つける事ですが、知恵を絞れば設けられる所は見つかると思います。

最後にグリーンウエーズを挙げたいと思います。グリーンウエーズと言うものは大通りと併行する細い道路であって、学校、図書館、お店等と住宅街との安全な接続をしてくれる道路です。裏道なので、速い車の心配はありません。オレゴン州のポートランドにグリーンウエーズのネットワークは既にできています。このようにしてこの都市の自転車のユーザ達と都市の区域を統合させています。グリーンウエーズは交通の速度を落とさせる仕掛けをいろいろ取り入れています。例えば,バンプと角のバンプアウトは車の速度を落とさせ、グリーン空間を増やし、自転車運営の統合ネットワークを設けます。

これからの課題は現在も将来も宇都宮に住む人達のためのみならず遊びに来てくれる観光客のためにもの魅力的な自転車系統を考える事です。今、日本の若者たちが生活に求めているのは歩ける町とエコフレンドリーなコミュニティーです。宇都宮がその希望を叶えてくれる町になるように頑張りましょう。

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