さあ、どういう現象が起こっているだろうか?ガレージと芝生付きの「アメリカン・ドリーム』の家を欲しがるアメリカ人達が減りつつあるようである。なおかつ、新しいアメリカン・ドリームが出て来た。それは「歩ける町」を要求する声である。その願望に応じてwalkscore.comという新ウエッブサイトができた。このサイトは町の歩きやすさを調べ、スーパー,学校,レストラン、郵便局、診療所等の近さを測って、値を付ける。歩きやすさの高い数値ほど家の高価を反映する。今のアメリカの若者達は団塊の世代と違って、車に頼らない生活を送りたがっている。公用施設や空間を大事にしたい。この転向はアメリカだけではなく、日本でも見られるようになっている。日本の若者の間でも実際運転免許を取っている人数が減っている。その転向に繁華街の活性化が伴うならば、満更悪い事とは言えないだろう。宇都宮も生き生きしたダウンタウンのある町になったら、地価は上がり,もっと高層マンションは建ち、公共交通手段も良くなり、人口密度は上がり、公用サービスが提供しやすくなるだろう。そういう町になるように頑張ろう。
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