2012年6月17日日曜日

第三の場

シアトルの郊外ベルビューに住んでいた頃、某ショッピングセンターがコミュニティーのたまり場になっていた。モールの中には常連の名前、そしていつも注文するコーヒのオーダーを暗記してくれていたスターバックスがあった。その他、古本屋、木金土日の夜に無料演奏を披露する舞台やボードゲームをする為のテーブルや一角に大きなチェスボードとコマまで設けてあった。朝から晩まで賑やかなところである。午前中聞こえるのは毎朝同じテーブルを囲んで、ゲラゲラ笑っていたおじさんグループ。テーブルと椅子は沢山おいてあって、何か買わないと座れないことは義務づけられていなかった。とても、暖かい民主的な場所である。

今住んでいる近所にそういうところが会ったら良いと思うが結局ないらしい。気軽にご近所の人達と対話できる場所、疲れたときに息抜きできる場所、人に囲まれながら読書でもできる場所あったら良いと思う。そういうところがコミュニティーの結着剤となるではないか?

ベルビューのショッピングセンターのオーナーは意図的にそういうふうに人が集う場所を作った。宇都宮もやろうと思えばできる筈である。

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